季節の風物詩、どんど焼きは、小正月の1月14、15日に行われる道祖神祭行事のひとつです。
もとは中世の宮中行事であった「左義長(さぎちょう)」が起源と言われ、宮中の庭に青竹を束ねて毬杖(ぎっちょう)を結び、扇子・短冊などを添え、陰陽師(おんみょうじ)が悪魔祓(はら)いの吉言を唱えながら焼き、その年の吉凶を占ったという説が有力です。
また、どんど焼きの語源については、火が燃えるのを「尊(とうと)や尊(とうと)や」とはやし立てた言葉がなまったためとか?言われています。
この辺は餅ではなく繭をかたどった団子をつくり、残り火で焼き、その団子を食べると風邪をひかないと言われ、養蚕の繁盛を祈る心も込められたと思います。
これで今年も無病息災で頑張れますね…!。