坂城町 坂城町の家〔2016年6月18日〕ご主人様より

御近所の方から「素敵な家だね」と言われた時に、実感として感動を味わいました。

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振り返ると昨年12月に棟上げ式を行い5月に引き渡しを受けるまで約6月の間、少しづつ形になっていく着工中の住宅を見ながら家族皆で新たな家での生活について様々な話をしてきました。着工し始めたのが冬であったため、アパート住まいであった当時は朝起きた際や暖房をつけていない部屋はとても寒く、結露もしたりと大変でしたが、「新しい住宅では冬場も暖かくなるから」と家族皆に言い聞かせながらアパートでの昨冬を越しました(笑)
夏場についても空調設備にそれほど依存せず、風が流れるように設計を組んでいただき、夏涼しく感じられる家にしていただきました。これから迎える夏場がある意味楽しみでもあります。


 そもそも我が家は、設計を職場の先輩の知合いの設計士さんに、施行を美し信州建設さんに依頼したというものです。美し信州建設さんは良い大工さん職人さんを抱えていらしゃり、丁寧な仕事をしていただけるということであったので、限られた予算でしたが引受けていただくようお願いしたところです。また建築途中、部分部分で当初設計を変えてもらうよう設計士さんや現場担当の堀内さんに無理なお願いをしたこともありました。時には「それはちょっと・・・」と言われたこともありましたが、大半は快く御対応いただき感謝しております。


 全体的な設計において、多くの要望を設計に反映していただいており、それが形になるのが楽しみでありながらも、密かに取りとめもないような要望を言ってしまい、全体的な調和が取れたものになるのだろうかと心配な部分もありました。建築も最終段階を迎え家の外観が現れた時、御近所の方から「素敵な家だね」と言われた時に、実感として感動を味わうことができました。


 現在では引っ越しも済み、以前のアパート住まいとは違い、広くなった我が家に少し戸惑いながらも、木のぬくもりとお気に入り一つである檜の大きなバルコニーで、夏場お酒を飲むことを楽しみにしつつ、関係方々のお力により形になった我が家での生活を楽しんでいるところです。