人はひとりでは何もできない

人はひとりでは何もできない

人はひとりでは何もできない独立して建築の仕事を始めたのは24歳の時です。持っていたのは若さと体力と時間だけ。正真正銘、ゼロからのスタートでした。でも、そんな私を人生の大先輩たちが応援して下さいました。融資をお願いに行った銀行の支店長、商工会や農協の役員さんなど、多くの方々が「お、元気のいい若いのがいるぞ」とばかりに、私に声をかけ、手を差し伸べてくださったのです。

人はひとりでは何もできない  

もちろん誰一人、見返りなど求めてはいません。第一、見返りへの期待よりもリスクの方がよほど大きかったはずです。それでも大らかに助けてくださったのは、何故だったのでしょう。地元で頑張っている若い者を見過ごしにできないという気持ちでしょうか。地元が発展していくためには、人材を育てなくてはならないという義務感だったのでしょうか・・。
そうした温かい人の心によって、美し信州建設の基盤は少しずつ築かれていきました。

いま私は、何かのご縁で出会った人には、自分にできる最大限のことをしようと思って接しています。たとえ相手が子どもであろうと、その思いに変わりはありません。

なぜなら私は、人は人によって育てられることを、身をもって経験したからです。少年の頃には故郷の人びとが、そして仕事をしてからは出会うすべての人が、たくさんのことを教えてくれた―。素晴らしい出会いに感謝しています。

 

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