設計

安心・安全・健康な家

人も、家もバリアフリーで

普通の家をふつうに建てる

昔から家というものは、安全で安心で、家族の健康を守るための場所でした。それがいつの頃からか、欠陥住宅、手抜き住宅などという言葉が新聞・雑誌などを賑わすようになり、お客様は「本当に安心で安全で健康な家はどこにあるの?」と、探し回らなくてはならなくなりました。住宅建築に関わる者としてそれはとても悔しく、情けないことです。

大きな声で「私たちは強い家をつくっています」とか、「健康に悪いものは使いません」とか言い立てることは、本来なら恥ずかしいことだと思います。それは建築に携わる人間なら当然のことだからです。だから、そんな当たり前のことよりも、安心・安全・健康のためにもっと何かできることはないだろうか―そう考え、美し信州建設が取り組み始めたのが、“いろいろな場面でバリアフリーを進めていく”ということでした。

 

普通の家をふつうに建てる

時間のバリアフリー

 

時間のバリアフリー、ちょっと変わった言い方ですが、私たちは「年月が経っても古くならない」という意味で使っています。たとえば外観。出来立ての時にはぴかぴかだった家が、時間の経過とともに色あせてくるように感じるのでは、お客様も何となく気持ちが弾まないのではないでしょうか。そこで美し信州の家では、「流行を追わず、かと言っていつ見ても古さを感じさせない建物」をモットーに外観デザインを考えています。

流行を追わず、いつ見ても古さを感じさせない建物を心がけています

内装に無垢の木、漆喰、珪藻土、和紙などを使うのも同じ思いから。自然からできたものは、時間が経ってもフローリングやビニールクロスのように汚くならず、むしろ味わいを増していきます。特に木曽ひのきなどは、じつに味わい深いあめ色に変化していきます。家を見ていると「年を取るのもいいもんだな」と思える、そんな家をつくりたいと思います。

> 美し信州の家の外観集を見る
> 美し信州建設のイベントに行く

時間が経つほど味わいを増す家づくり

 

 

周辺環境とのバリアフリー

いくら素敵な家をつくっても、それが周囲の景色から浮き上がっていたら、住んでいるうちにだんだん居心地が悪くなってくるのではないでしょうか。建物は周辺環境にきれいに溶け込んでこそ、魅力を発揮するもの。たとえば住宅展示場で素敵な家を見たからと言って、それをあなたの土地にそのまま持ってきても、ぴったりフィットするとは限らないのです。

美し信州建設では、プランニングに入る前にまずしっかりと敷地と周囲の環境を確かめます。そして、そこに建てる家が周囲の景色を引き立て、逆に家もまた景色によって引き立てられるデザインを頭を絞って考えます。日本人は特に外と内がゆるやかにつながっていることを気持ち良いと感じ、自然と切り離された環境では落ち着かないもの。周辺環境との調和を考えておくことは、心の安定のためにも非常に重要です。

> 経年劣化や環境に配慮した設計の相談会に参加する

 

 

知識とのバリアフリー

建築会社は何百棟と家を建ててきて、どんどん経験を積んでいるけれど、お客様が注文住宅を建てるのは一生に1回か2回。あまりにも知識に差がありすぎると思いませんか?もちろん、それだけの経験と実績があるからこそ、私たちはお客様にアドバイスができるわけですが、お客様にしっかりと判断していただくための必要最低限の知識をお伝えするのは、自分たちの義務だと美し信州建設では考えています。

大切な家族が住む家ですから、「わかるまで教えてくれ」と要求するのは厚かましいことでも何でもありません。わからないとすれば、教え方がヘタなのです。また、話を聞いたからと言って「この会社で建てないといけないのでは」とプレッシャーを感じる必要もありません。それよりもいろいろな会社のセミナーや見学会に参加して基礎知識を蓄えると同時に、その会社の家づくりに対する姿勢を感じ取ってください。

美し信州建設でも「住まい教室」と題し、パッシブソーラー、ゼロエネルギー住宅、設計、補助金、資金、太陽光、薪ストーブなどといった、家づくりに関する様々な話題を取り上げ、勉強会を開いています。他にも「現場見学会」「完成見学会」「住設機器展示会」「木曽ひのき県産材見学会」「OBのお客様のお住まい拝見」「ファイナンシャルプラン勉強会」「設計の勉強会」などを開いています。まずは興味のあるものから、ぜひトライしてみてください。

> 近々開催予定のイベント情報を見る
> 自分に合った勉強会はどれか相談する

 

 

人とのバリアフリー

美し信州建設の社員は全員が地元の人間です。都心から家を売るために派遣されてきたという人は居ません。皆それぞれの地元があり、そこの一員として日々生活しています。だから当然、自分たちの利益だけを優先するようなことはお客様に対して出来ませんし、言えません。そんなことをすれば自分たちに跳ね返ってくるからです(笑)。

私たちはそれを窮屈だとは思いません。そうやって人に喜ばれるように心を砕くことが自分のためでもあると知っているのは、人間としてとても大切なことだと思うからです。ちょっとした用事でお訪ねしても、お茶を出してくださってなかなか帰れないこともしょっちゅうですが(笑)、一見仕事の効率が悪いように見えるこの日常が、じつはとても大切なのではないかと思っています。

 

もう一つ、家づくりを通してお客様同士をつなぐことができるのも、とても嬉しいことです。OB様宅訪問にお連れしたお客様が互いに意気投合され、一緒に遊びに行ったとか、「今度のイベントでまたお会いしましょう」と約束をしたとかおっしゃっているのを耳にすると、何とも幸せな気分になります。美し信州建設を接点にしてもっと人の輪(和)を広げていただこうと、薪ストーブサークルやゴルフサークルも発足させました。今後は子育てに忙しい若いファミリーも一緒に参加できるようなサークルを、ぜひ誕生させたいと思っています。

> OB様宅訪問についての問い合わせをする

OBのお客様でつくる里楽の会では楽しいイベントがいっぱい。選べるサークル活動も。

 

 

地域とのバリアフリー

人とのバリアフリーと重なる部分も多いのですが、とにかく街の電気屋さんのように、“何かとアテにされる存在になりたいと思っています。仕事の範囲を車で半径1時間以内、年間棟数25棟までと決めているのも、それ以上欲張ると、地域に対する関わり方が薄くなってしまうからです。そして、一度建てた家は絶対に最後まで面倒を見る、これも自分たちに課していることです。

地域で共に暮らすお仲間ですから、できるだけ家づくりの余分な費用を抑えてもらえるよう、仮住まいのための住宅を2棟、荷物を預かるための倉庫を1つ、自由に使っていただけるトラックなども用意しています。その他にも困り事があれば、気軽に相談していただければと思います。私たちの最大の目標は、地域で自慢してもらえるような会社になること(言っちゃいました!)。「上田には美し信州建設があるんだよ」と胸を張ってもらえれば最高ですね。その日を夢見て、地道に、前向きに努力し続けたいと思います。

 

   

 

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