健全な会社です

健全な会社です

信頼関係の中で仕事をしたい

最も大切なのはその会社の健全度です

住宅会社として最も基本的な要素、それは<健全であること>です。人間の生活の基本である「住」に関わるのですから、当然のことです。会社の経営状態、つくっている建物の品質、社長の経営方針、社員の勤務態度、職人のマナーなど、ありとあらゆる面から見て健全でなくては、お客様に安心と安全を提供することはできないと、美し信州建設では考えています。

しかし、その会社がどのような会社であるかは、家を建てるという限定された目的と時間の中ではなかなかわかりにくいものです。このページでは、どこを見ればその会社の健全度を測る目安になるかを、自らへの自戒もこめながら、お話ししたいと思います。

あらゆる面で健全であることが基本

では、健全度を測る目安として、どこを見ればよいのでしょうか?

最も大切なのはその会社の健全度

“わからない”を“わかる”に変える努力をしてくれますか

初めて家づくりをされるお客様が、「何もわからない」とおっしゃるのはごく自然なことです。しかしそんなお客様に、「わからないのだから、プロの私たちに任せておきなさい」というのは、ちょっと違うと私たちは考えています。プロだと言うからには、「わからない」人が「わかる」ように、きちんとご説明できないといけないのです。

たとえば家づくりの進め方。お客様はまず何から始めれば良いのかも、どういう手順で進めていくのが良いのかも、よくわかっておられません。住宅会社に来られる時には、どの時点から費用が発生するかもご存知ないため、たいへん不安な気持ちになっていらっしゃいます。もしみなさんがそのお客様の立場なら、どう言ってもらえれば安心できますか?

わかるようにご説明するのがプロの責任

 

 

<オマカセ派>よりも<ナットク派>になりましょう

美し信州建設の場合は、家づくりの進行マニュアルをまずお見せします。その際にどこまでが無償で、どこからが有償かを前もってお伝えします。そして、お客様に住まいに対するご希望や考え方などをお聞きする「住まいの設計カード」をご記入いただきます。敷地調査を行い、周辺の環境を把握した上でプランを作成しご提案いたします。そのプランを元にしてお客様のご意見をお聞きし、修正を行っていきます。その後概算見積もりを提出し、ご予算とプランの打ち合わせを納得いただけるまで重ねます。

ところが中には、土地も見ないで「とにかく一度プランを描いてみましょう」と言う住宅会社や、「このお値段でできますよ」と請合い、契約を急がせる会社も存在します。お客様にしてみれば、かえってその方が「話も早いし、頼りがいがある」ように見えることもあるかもしれません。私たちのように「土地を見ないと、設計も見積りもできない」という会社は、少しまどろこしいと感じられるかもしれません。

しかし、これは事実として知っておいていただきたいのですが、土地および周辺の環境を確かめることなしに、設計プランは立てられませんし、設備・付帯工事の有無を確かめないと、予算を見積ることはできません。勿体をつけているわけでも何でもなく、設計と予算は敷地調査抜きでは考えられないのです。

自信のある会社であるほど、お客様に本当のことを言いますし、いろいろ知った上で、納得して自分たちを選んでほしいと思うもの。その会社が自分たちの都合よりも、お客様にとって必要なことを優先して伝えようとしているかどうか、よく観察してみてください。

一つずつ確認しながらステップを上って行くことが、家づくり成功の近道

 

 

薄い見積書を見たら、誠意も薄いと思ってください

お客様がプランを気に入られ、概算見積りも想定内に収まったとします。美し信州建設では、そこで初めて設計料を頂戴し、詳細設計と詳細見積りを行います。そこで納得されてやっと契約となるわけですが、この詳細見積り、ちょっとびっくりするほどの分厚さになります。

それもそのはずで、どれを取っても単価と個数がすべて書き込まれ、どこにどのように使用されるかがわかるようになっているのです。<●●一式>という書き方は、私たちの見積書には存在しません。このような見積書を作る理由は明白です。何にどのくらい費用がかかっているのかをお示しするのが見積書です。また変更が起きた場合、修正が容易で分かりやすくもなります。

ところが、この詳細見積りを作らず、1枚だけの見積書で「判をついてください」という会社があります。そこには<本体価格一式>とだけ書かれていて、そこに何が含まれているのか、いないのかもわかりません。しかし、家づくりは初めてというお客様は、そういうものかと思い、判を押してしまうケースも多いのです。これは絶対に後でトラブルのもとになりますので避けてください。これは何も美し信州建設に限ったことではなく、誠意のある会社は、必ずきちんと分厚い詳細見積りを提出しているはずです。

美し信州建設の見積もりは詳細を明記しています

すべては、お客様との信頼関係を築いて
家づくりを行うためです

 

 

現場や会社を喜んで見せてくれますか

その会社がどのような会社であるかを知るのに、手っ取り早い方法が一つあります。それは、「建てた家を見せてください」「建築中の現場を見せてください」と頼んでみることです。ここで渋るようであれば、その会社は避けた方が賢明かもしれません。

健全な会社、あるいは健全であろうと努力を続けている会社が、最も力を入れているのは<現場>です。いくらきれいなモデルハウスやショールームを持っていても、現場はごまかしがききません。きちんと片付いたきれいな現場は、安全への意識が高く、仕事の効率も良いことを意味しています。そんな難しい言い方でなくとも、腕の良い職人の現場は昔からきれいとされてきたものです。

また、「会社を見学させて」というのも良い方法です。たまたま出会った営業マンが感じが良い人でも、それが会社全体の気風であるかどうかは確かめておいた方が良いでしょう。自信のある会社なら、これもまた喜んで案内してくれると思います。

   

 

建てて終わり、ではありませんか

家がどれくらい長持ちするかは、施工や設計の優秀さはもちろんですが、後の維持管理にかかっていることをご存知でしょうか?奈良の法隆寺がなぜ世界最古の木造建築たりえたかというと、何世代にもわたる人々の手によって、しっかりと点検・補修が行われてきたからです。

美し信州建設では<家の一生お世話システム>という制度を設けています。これは特に期限を定めずに、建てさせていただいた住宅の面倒は、最後までみるというものです。年々棟数が増えていくので大変ではありますが、この仕事に携わる以上、それが務めだと思っています。この<家の一生お世話システム>をやり遂げるために、お引き受けするのは会社から車で1時間以内の仕事に限らせていただき、年間25棟以上は建てないことに決めています。

 

建てて終わり、ではありませんか 建てて終わり、ではありませんか
美し信州建設の<家の一生お世話システム>

期限は設けず、建てさせていただいたお家は最後まで面倒をみるという制度です

 

 

人として付き合いたいと思いますか

 

いろいろなことを申し上げてきましたが、少しは参考にしていただけたでしょうか。これらは私たちが、お客様にとって少しでも良い建築会社であろうと、試行錯誤した中から導き出した結論であって、これからもどんどん良いものがあれば採り入れて、私たち自身が進化していかなくてはならないと思っています。

人のすることですから、失敗や思い違いもあります。それでも常に一流をめざして努力をやめないこと、それしか一流に通ずる道はないと思っています。謹厳実直、理屈好きと、固いイメージのある信州人ですが、おおいに結構。そこを意気に感じてくださる皆様とともに、信州上田の地で、百年残る家づくりを続けていきたいと思います。

人として生まれてきて、一番有難いことは、様々な人と出会えることです。このささやかな読み物が、新たな出会いを生むことを社員一同、心から願っております。

 

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