設計 久保田由佳 自己紹介

明るさではなく、奥行きをつくるあかり

公開日:2025/12/24(水) 更新日:2025/12/25(木) 家づくりについて日々について設計 久保田由佳

我が家のあかりについてです。

もともと、リビングの角にはフロアライトを置くつもりで設計していました。

でもなんとなく後回しになってしまって、気づけば1年間ないまま過ごしていました。

リビングダイニングの照明は、壁のブラケットライトとダイニングのペンダント照明だけ。

生活はできるけれど、夜になると少し暗く感じる空間でした。

先日、やっとフロアライトを購入して、リビングの角に置いてみました。

すると、思っていた以上に空間の印象が変わりました。

壁のブラケットライトのほわっとしたあかりと、フロアライトのあかりを合わせると、

リビングダイニングには全部で4つのあかりがあります。

それぞれが、その周辺だけをやさしく照らしていて、必要以上に空間全体を明るくしていません。

でも、あかりが「欲しいところ」にちゃんとある。

だからこそ、空間に奥行きが生まれたのだと思います。

明るさの量を増やしたというより、

あかりの居場所を増やした、という感覚に近いかもしれません。

設計のときに考えていたことを、

住んでからあらためて実感することもありますね。

実際に置いたのは、レ・クリントの《スノードロップ》というフロアライトです。

樹脂に折り目をつけてつくられたシェードで、光が直接目に入らず、やわらかく周囲を包むように広がります。


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