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ドライバー認証システム

設計 平林孝 自己紹介へ

 デジタル技術が進み、昨今のクルマはドライバーを認証するようになってきています。メリットは、1台のクルマを複数の利用者で使用するときに便利です。自分が使う時に、電動シートの位置をあらかじめ設定した位置に変えてくれるといったことが可能になります。左右のドアミラーの位置、場合によっては好みの音楽やナビゲーションの設定までしてくれるなんてことが可能になるかもしれません。
 
 今までは、ドイツ車の専売特許のようなところがあり、日本車には存在していませんでした。そんな中、スバルが新型「フォレスター」でドライバー認証システムを採用しました。車内カメラを使う顔認証システムだそうです。5人まで登録が出来、乗り込んだドライバーを認識したら、シートポジションなどを調整してくれるのだそうです。きっかけは、居眠り防止用のカメラシステムの採用を検討したときだそうで、当初の目的通り、注意散漫になっていることを警告する機能も備えているそうです。

 面白いのは、先進的なシステムは通常、電気自動車や、高級車といわれる特別なモデルに採用されることが多いのですが、スバルはそうはせず、売れ筋商品のSUVに初めて採用している事です。国内の他メーカーの方々は「やられた」と言っているのではないでしょうか?
 メルセデス・ベンツも「ハイ・メルセデス!」と呼びかけると、「なにかご用ですか」とクルマが応える音声認識を実用化して、最も下のラインナップに当たるAクラスから採用しています。なぜ最上級のSクラスでなくAクラスから?という問いにに対して「このクルマのユーザーがこれを最も必要としてくれる層」と答えています。

 先進技術を、あらかじめ使う人を選別するのでなく、最も必要とされるマーケットから広げていくという考え方、一部の人のものであってはならない、みんなの生活を向上させてくれるものだという考え方に賛同します。

 

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