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愛猫への片思いVol.3

皆さんこんにちは。内藤建商の北原です。
 住宅と田畑に囲まれた当社の周辺には、野良猫がたくさんいます。猫たちは工場内をわがもの顔で闊歩し、時には事務所内をもショートカットして行きます。
 今年の5月初旬、工場の2階倉庫からミーミーとか細い鳴き声が聞こえてきました。野良の一匹が、人の手が絶対に届かない長尺材保管棚(奥行4m)の最奥で子猫を出産したようです。育児が終わるまで場所を提供するしかなく、姿の見えない子猫の鳴き声を毎日聞きながら、互いに干渉せずに一か月ほど過ぎました。
 6月になり、子猫たちが姿を見せるようになりました。全部で5匹。よちよち歩きがかわいい時期です。でも、さすがは野良の子。警戒心が強く、階段を上がる音がすれば、必死に逃げて姿を隠してしまいます。
 ただ一匹、あきらかに他の子猫達よりもひと回り小さな子猫がいました。いつも一匹だけ逃げずに(逃げられずに?)、風が吹いてもいないのに頭をゆらゆらさせて座っています。骨が浮き出るほどやせ細って、両目も目やにだらけです。見るに見かねて、数日間猫用ミルクをシリンジ(針なし注射器)で強制給餌しましたが、なかなか必要量を飲んでくれません。ある朝四肢を投げ出してぐったりとしていたため、家の近所の動物病院に駆け込んで点滴を打ってもらいました。生後6週ほどで体重は200g、標準体重の半分以下でした。
 保護を続けながらも、兄弟の中で育つのが幸せだろうと思い、夜は家へ連れ帰り、昼間だけ会社の2階倉庫へ返しました。が、ある日、他の兄弟猫の爪が額にぶすっと突き刺さっていました・・・。もう猫社会に戻ることは無理と判断し、この小さな子猫-「ごま」を正式にわが家に迎えることにしました。
 相変わらず体が弱く、数日おきに動物病院に駆け込んでいますが、体調のいい時はぴょんぴょんと駆け回り、先住シニア猫たちにじゃれついて迷惑がられています。その姿、しぐさのすべてがかわいくて、かわいくて、私は毎日癒されているのですが、多分にもれず、私ではなく嫁さんになついています・・・。
 

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