木曽ひのき図鑑

木曽ひのきの特徴
木曽ひのきは、日本の木材の中でも
品質・美しさ・耐久性のすべてにおいて優れた木材とされています。
木目が緻密でまっすぐ通り、
香りが良く、色合いと光沢にも品があります。
また、乾燥後の狂いが少ないことも特徴です。
白木の状態も美しいですが、
年月を重ねることで、ひのきは美しい飴色へと変化し、
時とともにその魅力を深めていきます。
木曽ひのきは、木目が緻密で通直なこと。
香りがよく、色合い、光沢、狂いが少ないこと。
耐久性が高いことなど、すべての面で申し分ない木です。

白木の木曽ひのきもいいけれど、年月を経たひのきはきれいな飴色になり、年月と共に美しさを増します。

木の成長と年輪
木の年輪は、木の成長の記録です。
色が薄く柔らかい部分を春材
細胞壁が密で色の濃い部分を晩材と呼び、
この二つが一年で一つの年輪を形成します。
木の中心部分は樹芯と呼ばれ、
その周囲の赤みを帯びた部分を芯材(赤身)といいます。
この赤身の部分は
  • 硬く耐久性が高い
  • 腐りにくい
  • 虫に強い
という特徴があり、柱などの構造材として優れた性質を持っています。
一方、外側の白っぽい部分は
辺材(白太)と呼ばれ、水分や養分を多く含むため、
板材などに利用されます。

 

木曽ひのきが強い理由
木曽ひのきは、寒暖差の大きい自然環境の中で
ゆっくりと成長します。
そのため、年輪が非常に細かく、
密度の高い木質になります。
また、芯材(赤身)が多いことも特徴で、
丸太を輪切りにするとその違いがはっきりと分かります。
この緻密な年輪と赤身の多さが、
耐久性の高い木材を生み出す理由です。

木目の種類

木材の木目には、大きく分けて二つの種類があります。
柾目(まさめ)
年輪に対して直角方向に挽いた板で、
まっすぐ整った木目が現れます。
乾燥による反りが少ないことが特徴です。
板目(いため)
年輪に沿うように挽いた板で、
筍のような曲線の木目が現れます。
柾目より反りやすいとされますが、
木目の表情を楽しめるため好まれることも多くあります。
木目は用途や好みによって選ばれます。
時を重ねて美しくなる木
木曽ひのきは、
時間とともに美しさを増していく木です。
使い込むほどに色合いが深まり、
飴色へと変化していくその姿は、
住まいの歴史そのものともいえます。
だからこそ、長く住み続ける家には
木曽ひのきがふさわしいと私たちは考えています。