上田市 長く安心パッシブハウス〔2016年6月25日〕ご主人様より

夢にまで見た高性能な住まい

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―工事は終了しましたが、これからが長いお付き合いの始まりです。―

私たちの住まいの完成引渡し式で、中嶋社長のそのお言葉に、「この言葉が聞きたくて美し信州建設さんにお願いしたんだったよなぁ。」という気持ちがこみ上げてきました。

夏の住まいづくり体験ツアー。それが美し信州建設さんと私たち家族の出会いでした。現在建築中の現場案内から始まって、”宝物庫“では木材への熱い思いを聞かせていただき、OBのお客様のお住まいを見学させていただいてお話を聞き、最後はバーベキューを楽しんで、「こんなに親身になってくれる会社はちょっと他にはないなぁ」、とすっかり気に入ってしまいました。しかし、そこから私たちの住まいづくりは一時中断してしまいます。体験ツアーでも社員の方が「うちは建物の価格は、決して安くないですよ。」とおっしゃっていたように、我が家の経済力で果たして工事をお願いできるのだろうか、という問題がわき上がってきたからです。

堅実派の妻はローコスト住宅も選択肢の一つに考え始めていました。しかし、他社との打ち合わせを重ねて行っても、どうもしっくりこない私。妻は「予算内に収まるのならどの会社でも」と割り切っていましたが、私はどうしても“木のぬくもり溢れる高性能な住まい”へのあこがれを捨てることはできませんでした。それは私たちが家を建てたいと考えるきっかけをくれた、息子への想いでもありました。

 その後偶然にも土地の購入が決まり、ついに思い切って美し信州建設さんにお願いすることになりました。打ち合わせは何度も細かくこちらの意見を聞いてくださり、地鎮祭・着工式から工事が始まってからも、棟札づくり・上棟式など思い出に残るイベントが目白押しで、生涯一度の住まいづくりを心から楽しむことができました。建築現場が近かったので、工事の進捗をこまめに見に行くのが本当に毎日楽しみでした。現場ではパートナーの職人さんたちが皆さん丁寧に、大事に作業をしてくださってくれました。そして、完成・引渡しを受けた真新しい住まいは、まるで芸術品のようで、これから住んでしまうのがもったいないと思うくらい、期待通りの仕上がりでした。引渡し式で小井戸さんの、「社員・パートナー一丸となり、120パーセントの力で仕上げさせていただきました。」という力強いお言葉がとても嬉しかったです。やっぱり美し信州建設さんにお願いしてよかったなぁ、とつくづく思った瞬間でした。

 実際に生活を始めて二か月、今までの住まいとのギャップに家族全員の嬉しい悲鳴が止まりません。無垢の床は、とても気持ちのいい肌触りで、皆が裸足で過ごしています。こだわりの最新の住設機器は、忙しい毎日の生活を豊かなものにしてくれました。帰宅をすると優しい木の香りが私たちを包み込み、一日の疲れを癒してくれます。導入したパッシブエアコンですが、まだ肌寒かった4月は暖房、夏日の多かった5月は冷房、梅雨寒の6月は再び暖房、湿度の多くなるこれからの季節は除湿運転、とその日の気候に合わせた快適な住まい環境を提供してくれています。そして洗面室やトイレなども含めた全館空調は、身体にもやさしくてとてもありがたいなと思いました。一年を通して私たちの生活がどう快適なものになるのか、今からますます楽しみです。
 
設計から完成までの間、夫婦間で意見の食い違うことが多々ありましたが、実際に住み始めてから「本当にいい家だね~」という妻からの感動の一言で全て報われました。これからはこの家に携わっていただいたすべての方々に感謝をしながら、大切に住まわせていただきます。そしてたくさんのわがままを聞き入れてくれた美し信州建設さんに最大の感謝を忘れずに、大切な家族の思い出をこの素晴らしい住まいに刻んでいきたいと思います。本当にありがとうございました。これからもお付き合いの程よろしくよろしくお願いいたします。