上田市 草木に囲まれ 自然と寄り添い暮らす家〔2011年4月20日〕奥様より

安心して過ごせる家がある幸せな日々に感謝しながら暮らしています

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待ちわびた家が、たくさんの人の力と心で完成し、これまでの人生を夢中で駆け抜けてきた私たちに、予想もしていなかった「うれしい春」が訪れました。
視力の弱かった子供達も何とか歩み出し、夫も退職し休日は夫婦二人で自然の中を散策したり、ゆったりとした時間が過ごせると思っていた春先、夫が急に聴力を失いそうになりました。その後多少は回復しましたが、失った聴力の代わりのように急に鼻が利き始め、周りの匂いが気になりはじめた夫が、急に新しい家がほしい」と言い出しました。中古住宅を見たり、どうしようかと考えあぐねいているうちに、美し信州建設さんの展示場へ行きあたりました。ちょうど隣に新展示場を建設している最中で、夫は工事中から完成まで足繁く通っておりました。木を大切にしたしっかりとした住まいが、夫の考えていた家造りと合っていたようで「美し信州建設さんにお願いしたい」と。友人に話した所、「私も美し信州建設!」偶然に驚きながらも、安心したことを覚えています。シンプルでそんなに贅沢も望まないと思っていたのですが、打合せを重ねるたびに「花火も見たい」「庭を広げて濡れ縁もほしい」等など、要望も増えたのですが、設計の平林さんが希望を汲み取りながら、片付けの苦手な私のために棚や収納がたっぷりの使いやすい間取りを考えてくれました。30数年の古い荷物を捨てられない私と、体力を失くした夫。片付けも遅れ、大量の家財を信州建設さんの倉庫へお預けした後も、1週間かかって中之条の貸家へ引越し。引越し中に床が落ち、手伝っていただいていた小出さんのびっくりした声と姿も忘れられません。お借りした住宅の2階からは独鈷山が見え、千曲川を渡る風の強さに驚いたりしながら、無事半年を過ごさせていただきました。ありがとうございました。
朝になると日課のように着工中の家を見に行き、それから仕事に。毎日少しづつ出来ていくのが見られ、幸せな時間でした。家造りのことを何も知らずにいた私たちを、美し信州建設の皆さんが支えてくれ、太い木曽ひのきに守られた丈夫で暖かな家が出来ました。引渡式も、思いがけないテープカットに感動しました。
新居に戻った私たちを待ってくれていたかのように、草花が芽を吹き次々と蕾を膨らませ花が咲き始めました。「人生の中で、こんな日が来ると思わなかったね。」「あと半年あの家に住んでいたら、床が抜けてピアノも持ち出せなかったかも」と、夫婦で話しています。安心して過ごせる家がある幸せな日々に感謝しながら暮らしています。一緒になって、一生懸命住み心地の良い家を考え、作ってくださった美し信州建設の皆様。本当にありがとうございました。この家と一緒に、一日も長く健康で過ごしたいと願っています。お餅つき大会や、夏祭りなどの季節の行事も、子供たちが遠くに住む私たちにとって、楽しみのひとつとなっています。新しい家共々、これからもよろしくお願い致します。