上田市 木曽檜を贅沢に使い 夫婦寄り添い暮らす家〔2011年2月20〕奥様より

この我家はかけがえのない宝になりました

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冬晴れの1月29日、ついに完成した我が家の引渡式が行われました。お忙しい中、朝早くから社長さんはじめ大勢の皆さんが駆けつけてくださり、心温まる丁寧な儀式で大切な一日を創ってくださいました。寒さの厳しい朝でしたが、儀式のあと2人で玄関の鍵を開けると、ヒノキの香りが家中に満ち溢れ、平林さんが私たちの思いのすべてを受け止めて、想像以上の設計をしてくださったその「家」が笑いながら「ようこそ!」と迎え入れてくれ、幸せでいっぱいでした。
翌日から新居への本格的な引越しが始まり、美し信州建設に半年間快適に過ごさせていただいた、美し信州建設さんの借家ともお別れです。日当たりが良く、朝夕独鈷山や美ヶ原のシルエットが美しく、2人で夜のウォーキングをしながら星空に感激したことも思い出します。社長ご夫妻が愛情を込めて作られたおいしい野菜をたくさんご馳走になりました。こんなによくしていただいていいんだろうかと恐縮しながらも結局お言葉に甘えて、いつの間にか「さようなら」の日が来てしまいました。すばらしい新居への引越しでしたが、反面、とてもとてもさびしいお別れでした。「ありがとうございました。本当に楽しい半年間でした。」
私は今、キッチンに作っていただいた家事コーナーでこの文を書いています。このコーナーは、初めて平林さんが設計図を見せてくださった時に、さらに詳しく手書きで書き加えてくださったことを昨日のことのように思い出し、ひときわ感慨深いです。初めて見せていただいた設計図には、今までの生活の中での問題点がすべて解決されていました。考えていた以上でした。そこまではまだお話していなかったのにどうして理解してくださったんだろうかと不思議に思ったくらいでした。そういう言葉にできない部分を感じてくださること、目に見えない部分こそ大切にしてくださる感性、まさかそこまでと思えるほどの丁寧さは、その後ずっと基礎工事、建方、本格大工工事、仕上げと続いていく中で一貫して中核となっていました。
毎週木曜日に行われていた近隣の清掃にしても、朝7時頃に用事で現場に来るとすでにパートナーの方も一緒に清掃の準備をされているのです。社員の皆様パートナーの皆様が全員実行されていることを目の当たりにし、そして中村ホームアドバイザーさんが必ずおっしゃる言葉「私達は当たり前のことをただやっているだけです。それだけです。」をお聞きするたびに、いつも自分を省みて恥ずかしく思いながらも、ゆるぎない信頼の絆として強く感じ学ばせていただいていました。いつも笑顔で私たちの勝手気ままな要望を聞いてくださり、どんなことでも最後まで責任を持って対処してくださった滝澤監督さん。2度目の不思議なご縁でしたが、こんなにすばらしい快適な家を作っていただきました。私たちのこれからの人生の夢や希望を現実のものとして創ってくださったことに心から感謝しています。「木曾音楽檜まな板」にはまたまた感激しました。しばらくはとても使えませんが、ずっと身近において大切にします。ありがとうございました。霜鳥棟梁さん、荻原大工さんに心をこめて作っていただいた各部屋、各コーナー、一本一本の柱、一枚一枚の床板・壁板…すべてに守られて快適な毎日が始まっています。見えるところだけでなく見えなくなるところにまで、この家一軒に関わっていただきました多くに皆様に心から心から感謝を申し上げます。仕事の関係で、工事中も現在もまだ一度も来ていない長女からメールが届きました。「今日もHP更新されていましたね。最近本当に見るのが楽しみです。私達家族のことをこんなに考えてくださる方々がいることを知り、なんだか私が応援されているような気持ちになるんです。1月13日」長女は昨年3月まで遠山で仕事をしていました。私達夫婦は木曾で出会いました。遠山杉と木曾ヒノキで作っていただいたこの家は、信州建設さんとの深い縁を感じます。光の楽しみがあり、また家中どこの空間にも癒しと快さが溢れているこの我が家はかけがえのない宝になりました。本当にお世話になりました。ありがとうございました。皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。