上田市 陶芸工房と住居 暖かく豊かな暮らし
築8年のお住まいから特別インタビュー
スタイル別にみる|薪ストーブ・ペレットストーブの家
2018年にお引き渡しをしたA様ご家族。
ご夫婦で陶芸を営み、1階に工房、2階に住居を配した工房併用住宅で暮らされています。
今回は、築8年を迎えた今の住まいについて、ご家族の暮らしや思い出を伺いました。

※本文中、Aさまご夫妻の敬称は、夫)、妻)と表記させていただきます。
住み始めた時のことを覚えていますか?
夫)その年はすごく寒い年で、菅平で—29.2℃を記録した年だったんですよね。
以前住んでいた家が古かったこともあって、とにかく寒くて。
2月に引っ越して来たんだけど寒くないって言うことにすごく驚きました。
妻)築70年の家だったから本当に寒かったんです。
夫)そのころ雑誌のブルータスとかで、
「お家でアウトドア」ってキャッチコピーが流行ったころで、
「うちはもう、何年も前からしてるよ!」って笑ったんですよ。
だから、越してきて寒くないってことに驚いたんです。
妻)この家の暖かさに感動しました。
夫)それから、木の香りがすごく良かったですね。
1週間くらいで慣れてしまうんですけどね(笑)
妻)でも、出掛けて帰って来ると、また「ああ、いい匂いだな」って思うんですよね。
夫)それがすごく印象に残ってます。
家づくりをしている時の思い出は?
夫)図面で見ていたものが、少しずつ形になっていくのが本当にワクワクしましたね。
「壁できたね」とか、「キッチン入った!」とか、行くたびに変化があって。
妻)毎回、今日はどこまで進んでるかなって楽しみだったよね。
夫)そうそう。壁ができて、部屋の広さが分かってくると、
「思ってたより広いね」とか、自然と会話が増えて。
妻)図面では分からなかった“実感”が、その都度あってね。
暮らしが少しずつ近づいてくる感じがして、すごく楽しかった。
夫)職人さんたちの仕事を間近で見られたのも良かったよね。
丁寧につくってくれているのが伝わってきて、安心感がありました。
妻)棟梁の上原さんが、すごく親切にしてくれて。
子供たちなんて休憩時間におやつまでいただいて、
みんなでお茶をよばれたり、そんなこともとても思い出に残ってるよね。
工房併設の住まい、1階が仕事場・2階が住居という暮らしはいかがですか?
妻)最初は、仕事場の広さをどのくらいにするか、すごく悩んだよね。
夫)そうだね。まずは仕事場優先でスペースを確保して、余ったところが住まい、という考え方でした。
妻)別々にすることも考えたけど、1階を仕事、2階をプライベートに分けたのは正解だったね。
夫)仕事メインで考えると、作業しながら陶器を乾燥させることが多いので、
すぐ近くにあるのは大きなメリットですね。
暖房にしろ冷房にしろ、1か所で済むって言うのはすごくコストパフォーマンス的にもいいよね。
妻)夜に少し様子を見に行けたりもしますしね。
夫)何なら夜、寝る準備をした格好のまま、ちょっと仕事をしたり(笑)
妻)来客があっても、下は仕事、上は生活って分けられるのも便利だよね。
夫)子供たちも小さい頃は、よく覗きにきたりしたね。
今は、バイトじゃないとなかなか来ないけど(笑)
低学年くらいまでは土日になると、仕事場で一緒に粘土をこねてたりしてたね。
妻)仕事とプライベートのON・OFFも、階段で切り替えられるしね。
夫)階段をあがって「ただいまー」、下りると「行ってきます」。
仕事場に行くだけなのに、「どこ行くの?」って言われたりして(笑)。
住まいでこだわったところは?
夫)僕はひとつこだわりがあって、障子が良かった。カーテンじゃなくて障子がいいなと。
美しさんの見学会に行った時に、障子の家を見て、「あ!これだ!」って思ったんです。
妻)私も「障子にしたい」って思っていて、実際に住んでみて障子にして本当に良かったです。
美しさんの家って、障子がすごく合うっというか。マッチしているっていうか。木で出来た家だからですかね。
夫)そうだね。あと、設計の髙森さんが勧めてくれた、1段上がるこの場所もすごく気に入ってます。
妻)座ることもできるし、ちょっと物を置いたりもできるし。
冬になると座布団をおいて、ポポ(猫)がここで寝てるんですよ(笑)気持ちいいみたいで。
猫を飼ったらここで寝るかな?って思ってたんですけど本当にその通りでした。
8年住んでみての家の自慢は?
妻)お客さんに「木の香りがしますね」って言われることがあって。
私たちは慣れてしまっているので気づかないんですけど、
「いい木の香りがする」て言ってもらうと「ああそうなんだ」って嬉しくなる。
それと、冬に来た方みなさんに「この家、あったかい!」って言われるよね。
夫)すごく言われます。
妻)エアコンは夏だけで、1Fは仕事場の薪ストーブ、2Fはガスストーブ1台だけなんですけどね。
夫)薪ストーブは以前の家から使っていたんで、慣れていましたしね。
妻)薪は重いしゴミも出るけど、ピザを焼いたり、煮込み料理をしたり、大活躍です。
ピザはスーパーの市販の生地に少し材料を追加するだけなのに、
薪ストーブで焼くとすごく美味しくなるんですよ。煮込み料理も通常より柔らかくなる気がするね。
夫)そうだね。2~3分で焼けるんで楽なんだけど、香ばしくて美味しいね。
妻)焼き担当は夫なんで(笑)
これから家づくりをする方へのアドバイス
妻)キッチンの床を無垢材にするか、CF(クッションフロア)にするか、すごく悩みました。
でも毎日使う場所だし、汚れやすいと思ってCFにしたんです。これは大正解でした。
夫)脱衣室とかトイレとか、水を使う所はみんな変えてもらったんだよね。
妻)私の性格だと、いつも気にしていられないし。子供たちも水を結構飛ばしたりするので、汚れてもサッと拭ける素材はおススメです。
夫)CFにするときに、普段は異素材の差が目に入らないように「ここまでがいいですよ」って提案してもらったよね。
妻)そうそう。入ってきたときに見えないようにって。だから全然気にならない。
それから、片付けが大雑把なので入れて閉めてしまえば見えない、隠す収納にしたのはすごく良かったなって思ってます。
夫)いつも奇麗にするのはなかなか大変だからね。うちにはこれが合っていたね。
妻)飾り棚もよかったね。ちょっと置いておけるのですごく楽。
夫)もっと長くしてもらっても良かったくらいだよね。
美し信州建設を選んだ理由は?
妻)本を見ていた時に、美しさんの写真が載っていて「いいなー」って思ったのが初めかな。
夫)実は他の工務店さんは一切行かず、美し信州建設さん一択だったんですよ。
本で見た木の雰囲気が優しくて、調べたら近くにモデルハウスがあって。
実際に行ってみて、「やっぱりここだね」って(笑)。
妻)そうそう。それで他は見なくていいよねってなって。
暮らしになじむ雰囲気で、言い方変かもしれないけど「洒落すぎてない」ってところもすごく良かった。
あんまりおしゃれすぎると、なんか疲れちゃいそうで。でも、ちゃんと素敵。
夫)自然体で、フィーリングがあったんですよね。
この8年を一言で表すと?
夫)僕は「馴染む」ですね。暮らしにも、仕事にも、家族にも。
すべてに馴染んでいる感じ。これからも、ずっとどんどん馴染む。そんな印象ですかね。
妻)すごくいい事言ったね。私も同じです(笑)。
この家にして本当に良かったって、日々思っているから。
夫)住めば住むほど、どんどん好きになるって感じ。
床についた傷も、最初は「やっちゃった…」と思ったけど、今では不思議と愛おしい。
妻)「経年変化を楽しむ」って、監督の小井戸さんに教えてもらいましたけど、
暮らしてみて、ああこういうことなんだなって思うようになりました。
最初に私が大きな傷をつけた時は直そうと思っていたんですけど、
そのうち別の傷が増えてきて、結局「まあ、いいか」って(笑)。
そのうちポポが次々と新しい傷を増やしてくれて(笑)。
夫)一番傷をつけているのは、ポポですけどね(笑)。
妻)木の香りも、床の傷も、家族の思い出も。
全部まとめて少しずつ馴染んで、今ではこの家そのものが、私たちの暮らしになっています。
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