佐久市 無垢の木と自然素材に囲まれた家〔2014年8月18日〕奥様より

木の香りに包まれて、にぎやかな家族と過ごせる幸せを毎日感じています

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快晴の11月初旬、我家の建前の日を迎えました。「いよいよ平面図が立体になりますよ」と中村さんと高森さん(高森さんと中村さんには、ひどくこんがらがった毛玉のような私どもの思いを、よく聴いて丁寧に図に仕上げていただき、本当に感謝しております。)まだ、吐く息が白い早朝。最初に現場に着いたはずが、「おはようございます」と大工さんの荻原さんに声をかけていただき、驚いたことを覚えています。始終その誠実なお人柄のままのお仕事で、梁を見上げる度に温かい気持ちになります。本当に一生懸命に造っていただき、ありがとうございました。

建て方が始まり、大きなクレーン車が霜鳥棟梁の手元にすっと吸い寄せられ柱が繋がれると、また魔法のようにすーっと大工さんの手元に届き、カーン、カーンと二打ちで柱が組まれていきました。柱が組みあがっていく作業ひとつひとつが、何でもないことのように当たり前のように進められていく、その熟練された職人技に感動しました。檜の香りに包まれ、青い空に柱がリズムよく組み上がっていく、ため息の出るような美しい光景は今でも鮮明に覚えています。

そしてだんだんと我家が出来上がっていく様子を、現場で見学させていただくことに加えて、ホームページでアップされる写真と滝沢さんの文章を、家族全員で見て盛り上がっていたには、今となっては懐かしい思い出です。滝沢さんには、2階の塗り壁に家族全員の手形(と娘たちの絵)を作ることなど、家づくりへの積極的な参加を促していただき感謝しています。特に、この冬は記録的な大雪で、車を雪から掘り出して仕事に向かうような日々が続き、大変なご苦労をいただいたと思っています。記録と言えば、地鎮祭の日が伊勢神宮の内宮と外宮の式年遷宮の間の日で、なんとなくいいことがありそうな気がずっとしています。

暮らし始めて1ヶ月が過ぎました。よそよそしかった淡い色の柱には、生活の色がついて来て(子供達の落書きも…)、お互い馴染んできたように感じます。照り付ける太陽の日差しの下、帰宅して玄関をくぐると、木陰に入ったようにひんやりと涼しくなります。お風呂はユニットバスですが、なぜかフッと檜の香りがして、とてもリラックス出来ます。階段や手摺りのやさしい心遣いがなされた造りは、主人も大変気に入っています。唐松の床は柔らかく、素足でいるのがとても心地よく、みんなそのまま寝転んでいます。木の香りに包まれて、にぎやかな家族と過ごせる幸せを毎日感じています。この感覚、モデルハウス陽なたの家を見学した時に感じたものと同じだと気付きました。その時「いいな」と思ったお家を造っていただけたのだと、改めて感動しました。

最後になりましたが、中嶋社長をはじめ、お力添えをいただきました皆様に深く感謝を申し上げます。今後も色々とお世話になりますので、末長いお付き合いの程、宜しくお願い申し上げます。

 

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