お母様と同居に向け快適な家への改修

M様の改修工事が今日から始まります。M様には昨年浴室・洗面工事でお仕事を頂き、また今年お母様と同居に向けての改修工事を頂きました。
色々提案させて頂きましたが、これから少しづつ形になって行くのが楽しみです。今回も頑張りますのでよろしくお願い致します。まずは解体部分と生活部分とを別ける養生から始めます。

昨日養生から天井の解体を終わらせ、今日は壁の解体をしています。
さすが若い霜鳥棟梁と荻原君、馬力があるので壊すのも早い…！。

天井・壁の解体から床解体に移りました。

床解体が終わると変更する柱の入換えです。今回は構造変更での入換えではなく、今まであった位置に新しい柱を入れるのが主に成ります。

新しい柱入換えと同時に既設柱もフラットプレート・リトルコーナなどの金物で補強しました。平成8年に新築した家なのでそんなに心配した事は無いのですが、バランスを考え壁量も増やす予定です。

これから床を作るにあたり床下に湿度を調整する防湿シートを敷きました。

床下地から荒床張りをしているところです。今回は他の部屋との取合いから根太組で二重に張ります。
勿論断熱材は45mm厚な高性能な製品です。

大工さんも今日の作業終了から俟ちにまったゴールデンウィークに入ります。夕方現場に行くと連休明けからの段取りで天井を作る足場が出来ていました。
それと掃除が行き届いていてホコリなども無い状態でした。長い休みに成るので生活しているお客様の事を考えての事、当然といえばその通りですが、常に気使いながら仕事を進める霜鳥棟梁には感謝しています。

連休も終わりリフレッシュ出来たのでまた仕事に集中出来そうです。
作業は耐震で耐力壁の施工をしています。

今日すごいものを発見しました。
なんと小屋浦にスズメバチの巣もう蜂はいませんがこんな所にも巣を作るんですね！…

リビングの低い天井下地から石膏ボード張りを始めました。

岩月電工さんは久しぶりの登場です。
天井や壁を張る前の先行配線です。

高い吹き抜け部分の天井張りです。
きっと丸太梁がアクセントになりダイナミックな天井になると思います。

天井も終わり今日は改修部分以外の天井の断熱材を入換えました。
以前は厚さ50mm比重10㎏の断熱材でしたが今回は100mm・23㎏の高性能なものを使います。

立派な天井が出来ました。
東と西の高い壁には地元産の唐松板を使用しました。

荻原くん一生懸命床框の加工をしています。髪の毛一本でも短いと隙間に見えてしまうので慎重に作業しています。

加工した框の取り付け作業も慎重です。

薪ストーブ設置位置の天井壁の施工です。火を使う所なので設置要綱を確認しながら作業を進めます。

壁プラスターボード張りも一段落…
収納部分の工事が始まりました。
加工しているのは家事室のカウンターです。

棟梁の霜鳥さんは土縁部分の収納を担当しています。

家電収納の組立てです。
もう少しで収納部分の工事が終わると第一期木工事が終了します。

収納関係も終わり最後にリビング格子を取り付けました。
ヒノキを使った格子はとても綺麗ですね！。1ヶ月半に渡り霜鳥棟梁・荻原大工さん有難う御座いました。

今週から仕上げ工事に入ります。
まずは内部塗装工事ですが、壁板張り部分など自然塗料で仕上げます。

内装（クロス張り）工事が始まりました。まずは下地処理から…

クロス張りも順調に進んでいます。

クロス工事も終わり今日から左官工事ですが、まずは取合い補修で京壁を塗っています。

今回の見所になるリビング壁は漆喰を使用します。色粉で淡い小豆色を作っていますが仕上がりが楽しみです。

美しい漆喰壁

淡い小豆色になるように調整し、苦労して仕上げた塗り壁はリビングを上品に飾りました。

外観も新築のように！

外壁も化粧をし直し、長和町の自然に映える美しい外観の住まいに生まれ変わりました。

広々リビング

吹抜けにして、広々と開放的になったリビングに柴犬のハクも満足気。間接照明でくつろぎの空間を演出。

薪ストーブ

土間には薪ストーブを設置し、寒い冬も炎を楽しみながら、暖かく快適に過ごせます。

ありがとうございました

昨年に続き、２度目のリフォームをさせていただきました。暖かくまた快適に過ごせるよう、パートナーと力を合わせてがんばりました。Ｍ様ご夫婦をはじめお母様にもお喜びいただき、うれしいかぎりです。長い間本当にお世話になりました。これからも長いお付き合いをお願い致します。ありがとうございました。