建築事例集

スタイル別に見る|リフォーム

宮川神社

上田市 神社の修復

建築中レポート

1.2015年04月16日
着工
着工

地本の神社修理・修復を始めます。ホームページにも時々木曜清掃で紹介されている、宮川神社です。今日朝神社役員の皆様と木工事担当の関 建築さんとで着工にあたり修復部分の確認などをしました。まず倉庫から始めます。

2.2015年04月17日
いぬ杭
いぬ杭

下見板は写真の釘(いぬ杭)で止められています。昔鍛冶屋さんが一本一本作った鉄の釘で正面横棧に引っ掛け柱に固定します。

3.2015年04月17日
下見板を解体
下見板を解体

倉庫腰壁は下見板が長い年月の末シロアリなどの被害にで欠損している部分もあり修復にあたり、下見板を外します。

4.2015年04月20日
下見板裏側
下見板裏側

長さ約3.6mの下見板裏側です。割れた板を裏から打ってある釘を外し新しい板と交換します。修繕材料は全て県産材を仕様します。

5.2015年04月22日
下見板修復完了
下見板修復完了

下見板の修復が終わりました。交換修復下部分は塗装をしていないので白く見える部分で板は杉、横棧は雨に強い木曽桧を使用しました。

6.2015年04月23日
敷居交換
敷居交換

以前の撮影した部分ですが、敷居もこのようにシロアリの被害にあっています。
この部分の交換は上の壁を取る事と一緒にできますが、大変な作業になります。

7.2015年04月23日
拝殿の修復
拝殿の修復

次に拝殿の修復に移ります。拝殿の正面は本来漆喰の壁ですが、以前の修理では板金板で壊れた壁を隠す状態でしたが、本来の姿に戻します。

8.2015年04月24日
拝殿の壁
拝殿の壁

板金板を剥いでみると壁の下部分が壊れて無い状態でした、全て取り除くかたちです。

9.2015年04月25日
拝殿壁内部
拝殿壁内部

壁を解体した後新た壁を作ります。筋交いを入れ床の補修も並行して行いました。

10.2015年04月27日
拝殿の修理(木工事完了)
拝殿の修理(木工事完了)

拝殿正面の壁画ができました。これから塗装をして左官工事に入ります。

11.2015年04月28日
本殿床束の補修
本殿床束の補修

拝殿に続き本殿の柱及び束の修理が始まりました。基礎石に乗ている部分が腐れの為細くなっているので補強します。

12.2015年04月30日
本殿柱・束修理完了
本殿柱・束修理完了

見事に柱・束修理が終わりました。繋げ方は釘などは使わず、仕口を作って止めています。材料は木曽桧を使いましたが、これこそ熟練した職人さんの技です。

13.2015年05月02日
渡り廊下部分の格子を修理
渡り廊下部分の格子を修理

渡り廊下の格子土台の入換えです。一旦格子を分解してダメになった部分を新しい材料に
交換します。今回は土台は写真でもわかる様に上部を屋根の形にして雨が切れ土台の腐食が少ない加工をしました。

14.2015年05月07日
本殿囲いの塗装
本殿囲いの塗装

連休明けは塗装工事も入りました。
以前はペンキよ様な塗膜を作る塗料が塗られていましたが、古い塗装は削り取り新たに使用する塗料は浸透性の強い物を使います。塗料が材木に吸い込む事により自然な形で保護されると言う材料です。

15.2015年05月09日
ほこらの修理
ほこらの修理

宮川神社には5つ小さなほこらがありますが腐った部分など修理を行います。
本体が小さい為、材料も小さいのですが、組立方は大きい神社とほぼ同じなので仕口を作るのにとても注意が必要です。

16.2015年05月12日
金比羅様の囲い修理
金比羅様の囲い修理

小さいほこらの修理が終わり、囲い修理に入りました。調べていくと廻りに積んである石垣が境内のケヤキの根で押され水平がだいぶ狂っています。
この工事の一番の難所です、現場で確認打ち合わせをこまめにして進めていきます。

17.2015年05月13日
左官工事
左官工事

今まで板金板が打ち付けられていた壁を漆喰に戻す工事です。拝殿の両脇ですが、下地から気を使い白く見えるのは薄い化学繊維の網です。これを入れることで壁のヒビを抑える効果があります。

18.2015年05月16日
金比羅様の囲い修理2
金比羅様の囲い修理2

囲いの塀をジャッキで持ち上げ土台の入換えをしています。通行人など塀に触れて転倒しない様に気を使います。

19.2015年05月19日
金比羅様の囲い修理完了
金比羅様の囲い修理完了

見事に土台を入れ換えが完了しました。今日から本体を修理しようと思ったら土台全てがダメな他劣化が一番ひどいので、コンクリートのベースを作る事になりました。

20.2015年05月21日
土台作成
土台作成

出来たコンクリートベースの上に土台を廻しました。勿論木曽桧です。水平も保たれこの上に戻し修理再開です。

21.2015年05月25日
金比羅様ほこら修理
金比羅様ほこら修理

ほこら修理が進んでいます。ほとんどの材料が劣化などで使い物にならず、ほとんどの部品を復旧させ組み上げます、元の形を忠実に再現させるのは経験が必要だと改めて感じます。

22.2015年05月27日
金比羅堂の木工事完了
金比羅堂の木工事完了

一番手間の掛かった金比羅堂の木工事が終了しました。新しく入れた材料は木曽桧ですが、古い材料との色の差があり、神社役員さんと着色するか否かで検討中です。

23.2015年05月30日
稲荷神社鳥居
稲荷神社鳥居

1ヵ月掛かった宮川神社修復工事もこの稲荷神社の鳥居が最後になります。自然の丸太を加工して新しくなりますが、桧丸太を使用します。以前は松丸太を使用していましたが、今回桧に変更する事で、長く持たせる事が出来るはずです。

24.2015年06月02日
稲荷鳥居の組立
稲荷鳥居の組立

加工が終わり組立に入りました。細かい調整をしながら丁寧に作業を進めています。寸法通り出来上がって行くと改めて関 棟梁の技術の高さに関心させられます。

25.2015年06月04日
内部左官工事漆喰仕上げ
内部左官工事漆喰仕上げ

拝殿内部の漆喰仕上げをしました。今までは木の下地がそのままだったので、今回の修復で漆喰の仕上げで一段と綺麗になりこれで、まとまった形になりました。

26.2015年06月05日
外部左官工事漆喰まとめ
外部左官工事漆喰まとめ

下地修復の後、仕上げに入りました。漆喰の石膏成分で材木が焼けて黒くシミにならない様にマスキングテープで養生をし、作業を進めます。

27.2015年06月08日
畳寸法取り
畳寸法取り

内部の最後の仕事畳を制作し搬入します。建物の寸法が狂っているので一様基準線を作りそこから一枚一枚の寸法を割り出し制作します。新築とは違い均一出ないので苦労しますが、綺麗に仕上がる様に何度も確認しました。

28.2015年06月10日
床修理
床修理

昨日の畳寸法取りで、床板と下の大引きがシロアリに被害を受けていたので急遽、床修理に入りました。思わぬ所で修理が出てくる事がありますが、関 棟梁には早く対処して頂きいつも感謝しています。

29.2015年06月13日
検査
検査

今日神社役員の皆さんと検査を行いました。役員の中には阿部建築設計士さんもいらしゃるので、本当に細かい部分まで見て頂きました。結果、大変良く出来ているとお褒めの言葉を頂きホットしたいます。追加工事も頂き最後まで丁寧な仕事を心がけようと改めて思いました。

30.2015年06月17日
畳搬入
畳搬入

先日寸法取りをした畳を搬入しました。新品の畳はいいですね!。
建物も引き締まった感じです。
内部に置いてある神具を移動しながら敷き込むので22日が最後の搬入で全ての工事が終わります。

31.2015年06月22日
拝殿の壁
拝殿の壁

拝殿の壁に一部板金の波板が張ってあったので剥がしてみたら、なんと土壁がありません。追加工事でここも修復する事になりました。

32.2015年06月25日
煙突の修理
煙突の修理

石油ストーブの煙突は今まで土壁に穴を開けてだけで煙突を貫通していました。
大変危険なので壁にゼオライトの専用部材を入れ仕上げました。
これで安心です。

33.2015年06月30日
完成
完成

追加工事も終わり今日、引い渡しをしました。4月中より開始し2ヶ月半ほど掛かりました。日にちだけ見ると長い時間が掛かった様に思えますが、修復作業は手際よく進めても時間は掛かります。嬉しいことは、神社氏子役員の皆さんに本当によく出来ましたとお言葉を頂いたので、本当によかったです。

34.2015年06月30日
完成拝殿広間
完成拝殿広間

内部の片付け掃除も終わり拝殿広間も本当に綺麗になりました。
畳の香りが爽やかで、気持ちがいいですね。

35.2015年06月30日
全て完成
全て完成

太鼓など祭典で使う神具を置き完成です。改めて神事に触れた仕事をさせて頂き心が穏やかになった気がします。引渡しといっても特別なことはありませんが、秋の祭典では、完成祝賀会と氏子さん立ちに向けて披露がありますので、またスタッフブログなどで紹介したいと思います。

宮川神社役員の皆さん工事中は色々きを使って頂き有難うございました。これからも末永いお付き合い、宜しくお願い致します。

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