長和町 自然と豊かに快適動線の家〔2015年2月3日〕ご主人様より

今以上に美し信州建設さんのことを好きになりそうな、そんな気がして止みません

スタイル別にみる|新しい2世帯のカタチ(親世帯と同一敷地上に建てる)

もう6年前になるのですが、初めて美し信州建設さんの完成見学会を拝見したときの衝撃は今でも鮮明に覚えています。

ふと目にした完成見学会の新聞折り込み広告がきっかけでした。景観と調和した外観、扉を開けた瞬間から広がる木曽檜や県産材カラマツの豊かな木の香りと優しいぬくもり。完全自由設計による躍動感あふれる間取りには、力強い表しの梁や、光の繊細なコントラストを作る格子、細部へのこだわりが垣間見える造作家具が設えられており、私はその全てに魅了されました。
 それだけではありません。美し信州建設の皆さんとお会いする度に伝わる、家づくりに対する実直な姿勢、木や自然、そして地域に対して抱く敬意に、私は大変感銘を受けたのです。
 ただ当時、私たち夫婦は千曲市にアパートを借り上田市と長野市にそれぞれ通勤していました。お互いが仕事にやりがいを持ちつつ、充実した日々を送る中で、私は家を建てる場所について結論が出せずにいました。当然ながら場所が決まらなければ間取りを決めることはできません。「理想の家」を目前にして、「理想のライフスタイル」が描けずにいました。

 再び美し信州建設さんを訪ねたのはそれから5年後になります。再び家づくりに向かうことができたのは妻の妊娠がきっかけでした。妻には快適な子育て環境と素敵な生活空間を、新たに生まれてくるわが子には安全安心な環境とたくさんの思い出を、そして私自身には長野県の自然とその恵みの中で生活できるという幸せを。間取りに対する考え方は大きく変わりましたが、全てを満たしてくれるのは、美し信州建設さん以外には考えられませんでした。
さて、久しぶりのプランニングの再開です。当然一からのスタートだと思っていたのですが、なんと、当時の図面やプランノートがしっかりと保管されているではありませんか!このことは大変うれしかったのと同時に、副社長になられていた中嶋さんや当時から引き続き設計を担当してくださった高森さんに、長い期間ご心配をおかけしていたのだと猛省しました。最終的に当時の図面とはだいぶ趣が変わりましたが、5歳年を取った私たちの理想を、洗練されたお二人が見事にカタチにしてくださいました。

上棟式から引き渡しまで、今思えばあっという間だったような気もしますが、実家の裏ということもあって、日々完成に向かう我が家を見るにつけ、とても待ち遠しい気持ちで眺めていました。引き渡し後にはとうとう我慢が出来なくなり、家電やカーテンもないまま、ベッドを持ち込んでしまいました。
生活を始めて1か月が経過しましたが、木のぬくもりに触れる度、また木の特性や木目を活かした設えを目にするたびに、井出棟梁の丁寧な仕事ぶりと人柄を思い出します。壁の色やクッションフロアなど、目に飛び込む色のひとつひとつから、そして細部に宿る意匠の一つ一つから、小井戸さんと打ち合わせを重ねたことを思い出します。照明やキッチン、お風呂や薪ストーブを使うたびに、たくさんのパートナーさん達が私たちの家づくりに携わってくださったことを実感します。家づくりにかけた時間、関わってくださった人との時間が、もう既に、素敵な思い出として家じゅうに詰まっています。
 生まれて4ヶ月が経ち表情豊かに、一方で泣き声も大きくなったわが子ですが、木の香りとやわらかい暖かさの中で、毎日気持ちよさそうに昼寝をしています。そんな寝顔を見ては、美し信州建設さんと出会えたこと、安心して暮らせる家を建てていただけたことに改めて感謝をするのです。
 そういえば、中嶋社長にはよく「家をつくってからの付き合いの方が長いから、将来子供部屋が足りなくなっても大丈夫だよ。」と、いささか気の早いご心配をいただいております。子供部屋については大丈夫のような気がしますが、末永くお付き合いをさせていただく中で、今以上に家が好きに、そして今以上に美し信州建設さんのことを好きになりそうな、そんな気がして止みません。

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